キタサンブラック -3歳編- 最高の舞台で証明するために今ここにいる

author photo

Bytake0606

2017/12/28公開
arima5.jpg2017年有馬記念GⅠ優勝馬キタサンブラック

キタサンブラック

性別 牡
毛色 鹿毛
生誕 2012年3月10日
父 ブラックタイド
母 シュガーハート
母の父 サクラバクシンオー

生産 ヤナガワ牧場
馬主 有限会社大野商事
調教師 清水久詞(栗東)

競走成績
生涯成績 20戦12勝
獲得賞金 18億7684万3000円



競走成績
kita.png
引用 - 競馬ラボ
https://www.keibalab.jp



3歳新馬

2015年 3歳新馬 優勝馬キタサンブラック

2015年1月31日、東京競馬5Rメイクデビュー東京・3歳新馬戦芝1800mにて後藤浩輝騎乗でデビューし、1着となる。


3歳500万下

2015年 3歳500万下 優勝馬キタサンブラック

2月22日、東京競馬、3歳500万下から北村宏司が騎乗、このレースも勝って2連勝。


スプリングS GⅡ

2015年 スプリングS GⅡ 優勝馬キタサンブラック

3月22日、中山競馬皐月賞トライアル・スプリングステークスで重賞に初挑戦。前年の朝日杯フューチュリティステークス優勝馬ダノンプラチナらを退けて3連勝を飾る。これにより、皐月賞への優先出走権を得ることとなる。

陣営は、キタサンブラックが大型馬である事から、本格化には時間がかかると考えていた為にデビュー時、クラシック登録をしていなかったが、皐月賞の優先出走権を得たことから北島オーナーの決断により追加登録料を支払い、クラシック戦線に進出することとなった。


皐月賞 GⅠ

2015年 皐月賞 GⅠ 優勝馬ドゥラメンテ

4月19日の皐月賞では主戦の北村が騎乗停止のために浜中俊に乗り代わりとなり、道中2番手内々を追走、直線で一度は先頭に立つ勢いもドゥラメンテに一気に交わされ、なおリアルスティールとの2着争いにも敗れたところがゴール。

キタサンブラック世代における皐月賞には、のちにドバイターフGⅠ、香港ヴァーズGⅠを勝利する事となる、リアルスティールとサトノクラウンがおり、また、次走の日本ダービーをも制覇し、2冠馬となるドゥラメンテが高き壁として立ちはだかっていた。


日本ダービー GⅠ

2015年 東京優駿(日本ダービー) GⅠ 優勝馬ドゥラメンテ

5月31日、東京優駿(日本ダービー)に出走も、皐月賞同様、2番手追走も直線で失速し14着に敗れた。またもや、ドゥラメンテの前に屈し、2冠達成を目の当たりにすることとなる。


セントライト記念 GⅡ

2015年 セントライト記念 GⅡ 優勝馬キタサンブラック

夏場の休養を挟み、秋初戦となった9月21日菊花賞トライアル・セントライト記念に出走、直線でミュゼエイリアンを退け1着。菊花賞への優先出走権を得る。


菊花賞 GⅠ

2015年 菊花賞 GⅠ 優勝馬キタサンブラック

10月25日菊花賞では二冠馬ドゥラメンテが故障にて不在の状況、5番人気と低い評価ながらも、リアルスティール、リアファル、サトノラーゼンら有力馬を下し、GⅠ競走初優勝を果たすこととなり、大野商事、北島オーナーに馬主として初めての中央競馬GⅠ制覇の栄誉をもたらした。

また、菊花賞優勝時の馬体重は530kgであり、歴代菊花賞馬中で最高馬体重の記録となる。


有馬記念 GⅠ

2015年 有馬記念 GⅠ 優勝馬ゴールドアクター

12月27日の有馬記念の舞台に立っていた。

キタサンブラックは皐月賞トライアルに勝利する事により、初めて存在が認められた。


彼自身、陣営の思いよりも、より強くあろうとしていた。

大型馬である事から、本格化は時間がかかると見られていたが、その目論見すら裏切り、そこから、非良血馬の泥臭く、粘り強い戦いが始まったと言っていい。



キタサンブラック自身、恵まれた環境に生産育成段階からあった訳でもない。決して良血馬でもなく、2000万そこらの毎年生産される何千頭の平凡な一頭に過ぎず、そこがスタートラインとなっている。

参考記事 外部blog
キタサンブラックの値段。競りの値段はいくら?


社台、ノーザンファーム生産馬と言った、良血馬とは条件も雲泥の差と言っていい。

デビューから3連勝するも皐月賞で、初めて壁に当たる事となる。その壁とは超良血馬との壁。その名はドゥラメンテという競走馬であった。


参考記事 外部blog
幻の史上最強馬。種牡馬としてキングを目指すドゥラメンテ
母娘3代のGⅠ馬と時代を彩る名種牡馬たちの末裔

母アドマイヤグルーヴは3歳時と4歳時にGⅠエリザベス女王杯連覇。その母であるエアグルーヴは3歳時にGⅠオークスを勝利すると、4歳時にはGⅠ天皇賞・秋へと出走。一線級の牡馬を退けて、17年ぶりに牝馬の天皇賞優勝馬となった。

しかもそのエアグルーヴの母、ドゥラメンテからは曾祖母となるダイナカールもオークスを優勝。この素晴らしい牝系を支えてきたのが、その時々の名種牡馬たちである。

ダイナカールの父となったノーザンテースト、エアグルーヴの父となったトニービン、アドマイヤグルーヴの父となったサンデーサイレンス、そしてドゥラメンテの父となったキングカメハメハの4頭全てが、チャンピオンサイアー(その年、最も産駒が活躍した種牡馬)に輝いている。

しかも、GⅠ勝ちこそ収めてはいないが、ダイナカールの母、シャダイフェザーの父であるガーサントもまた、1970年のチャンピオンサイアーに輝いている。ドゥラメンテは父母共に良血馬というだけでなく、その血統には日本競馬の歴史も重ね合わせている。

引用 - theborderless.jp


3歳最終戦は有馬記念を選んだ。当たり前だ。最高の舞台で証明するために今ここにいる。


確かに、ゴールドアクター、サウンズオブアースに敗れたが、日本ダービーと同様の事。

一つひとつ泥臭く粘り強く、積み重ね行くだけだ。勝てないはずはない。



4歳 2016年
キタサンブラック -4歳編- 最強世代はひとつで良い。コイツにも負ける気はしない


関連記事

Comments 0

Leave a reply