凱旋門賞とは非根幹の鬼の日本馬でこそ ~凱旋門賞における日本馬競走成績~

2017/09/28更新   凱旋門賞とは非根幹の鬼の日本馬でこそ は一番下


凱旋門

凱旋門賞 – GI
日本時間10月1日(日)23:05発走予定 シャンティイ競馬場 芝2400m
1着賞金 285万7000ユーロ(約3億7140万円)



-シャンティイ競馬場で開催-

凱旋門賞は2017年で96回目となり、昨年に続きロンシャン競馬場はスタンド改修工事を行って閉場中のため、今年もシャンティイ競馬場での開催となります。凱旋門賞がロンシャン競馬場以外で行われるのは第二次世界大戦の影響によりルトランブレー競馬場で代替された1943、1944年、そして昨年を加えての、史上4度目のことだそうです。

しゃてぃい

コースはロンシャン競馬場と同様右回り。

芝コースは外回りコース2400m(ゴール前直線約600m、高低差10m)
内回りコース2150m(ゴール前直線約550m、高低差10m)
円形コース、直線コース1200mの4つで構成されている。

芝コースの内側には2011年に完成したポリトラック素材のオールウェザーコースがある。芝のレースのゲート位置は13か所設置可能で、1000m~4800mと幅広い距離が施行可能となっている。

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-サトノ勢2頭が出走-

今年はサトノダイヤモンドとサトノノブレスのサトノ勢2頭が挑戦します。ともにディープインパクト産駒で父の無念を晴らすかも注目が集まる。


-サトノダイヤモンド-
GI2勝。4月の天皇賞(春)では3着。9/10の前哨戦フォワ賞に出走したが4着に敗退し、ブックメーカー(ウィリアムヒルの単勝オッズ。日本時間9/26 0:00時点)もオッズを大きく下方修正した。鞍上はルメール。21.0倍(10人気)

-サトノノブレス-
重賞4勝。GIは2013年菊花賞での2着が最高成績。サトノダイヤモンドのサポート役として参戦する。9/10のフォワ賞ではハナを切るもシンガリ負け。騎手は川田。101.0倍(21人気)


最も優勝回数の多い国は地元フランスで66勝、続いてイギリス14勝、アイルランド8勝、イタリア6勝、ドイツ2勝となっています。欧州馬以外の優勝はなく、日本から出走したエルコンドルパサー、ナカヤマフェスタ、オルフェーヴルの2着が最高着順。日本馬の通算成績は18頭が計20回出走し【0-4-0-16】。


では、日本馬を中心に2016年マカヒキから簡単におさらいしましょう。


-2016年 第95回-

マカヒキ 牡3 14着
優勝馬ファウンド 牝4 愛国

マカヒキは外目で折り合いに苦労し14着、見せ場なく敗退。堅実な牝馬ファウンドが優勝。オブライエン厩舎のガリレオ産駒がワンツースリーフィニッシュ。

マカヒキ競走成績




-2014年 第93回-

ハープスター 牝3 6着
ジャスタウェイ 牡5 8着
ゴールドシップ 牡5 14着
優勝馬トレヴ 牝4 仏国

日本からタイプの違う3頭を揃え参戦させるも、後ろ目のポジションが仇となり全馬着外に。不調だった、前年の覇者トレヴが復活V。

ハープスター競走成績
ジャスタウェイ競走成績
ゴールドシップ競走成績




-2013年 第92回-

オルフェーヴル 牡5 2着
キズナ 牡3  4着
優勝馬トレヴ 牝3 仏国

地元フランスの3歳牝馬トレヴが5馬身差で勝利。1番人気に推されたオルフェーヴルは2着、3番人気キズナは4着で、1番人気ではなく1着が欲しい。日本のホースマンの悲願はまたしても持ち越しとなる。

オルフェーヴル競走成績
キズナ競走成績




-2012年 第91回-

オルフェーヴル 牡4  2着
アヴェンティーノ 牡8 17着
優勝馬ソレミア 牝4 仏国

直線、抜群の手応えで抜け出しを計るオルフェーヴルであったがヨレてバランスを崩す。そこをペリエ騎乗のソレミアが急追、オルフェーヴルを捕え優勝。オルフェは惜し過ぎる2着。

オルフェーヴル競走成績




-2011年 第90回-

ヒルノダムール 牡4 10着
ナカヤマフェスタ 牡5 11着
優勝馬デインドリーム 牝3 独国

ヒルノダムールは直線伸びず10着。2年連続参戦のナカヤマフェスタは11着で2頭見せ場なく惨敗。優勝馬は直線半ばで抜け出したドイツの3歳牝馬デインドリーム。

ヒルノダムール競走成績
ナカヤマフェスタ競走成績




-2010年 第89回-

ナカヤマフェスタ 牡4  2着
ヴィクトワールピサ 牡3  7着(8位入線)
優勝馬ワークフォース 牡3 英国

ナカヤマフェスタは惜しくも2着。ヴィクトワールピサは後方で揉まれて7着(8位入線)。勝ったワークホースはナカヤマフェスタとの激しい叩き合いをアタマ差制した。

ナカヤマフェスタ競走成績
ヴィクトワールピサ競走成績




-2008年 第87回-

メイショウサムソン 牡5 10着
優勝馬ザルカヴァ 牝3 仏国

他馬を弾き飛ばす勢いで抜け出した無敗の3歳牝馬ザルカヴァが優勝。内から伸びかけたメイショウサムソンであったが、不利も響き10着に敗れる。

メイショウサムソン競走成績




-2006年 第85回-

ディープインパクト 牡4 失格(3位入線)
優勝馬レイルリンク 牡3 仏国

先に抜け出し先頭に立ったディープインパクトを地元フランスのレイルリンクが差し切り優勝。ディープインパクトは3位入線も、レース後に禁止薬物が検出されたため失格となった。

ディープインパクト競走成績




-2004年 第83回-

タップダンスシチー 牡7 17着
優勝馬バゴ 牡3 仏国

後に日本で種牡馬入りした、5番人気バゴが優勝。輸送トラブルでレース前日のフランス入りとなったタップダンスシチーは、見せ場を作るも直線失速し17着。

タップダンスシチー競走成績




-2002年 第81回-

マンハッタンカフェ 牡4 13着
優勝馬マリエンバード 牡5 英国

馬群を割り伸びたデットーリ騎乗マリエンバードが優勝。好位からレースを進めたマンハッタンカフェは伸びずに13着に敗れる。レース後、屈腱炎を発症していたことが判明した。

マンハッタンカフェ競走成績




-1999年 第78回-

エルコンドルパサー 牡4 2着
優勝馬モンジュー 牡3 仏国

逃げたエルコンドルパサーであったが、直線一旦セーフティリードを取ったかに思われた、しかし、ジワジワ伸びてきたモンジューに1/2馬身差し切られ惜敗する。

エルコンドルパサー競走成績




-凱旋門賞とは非根幹の鬼の日本馬でこそ-

1999年エルコンドルパサーまでとします。サンデーサイレンスが日本競馬を世界基準まで引き上げたと言われています。なるほど、凱旋門賞に挑んだ日本の競走馬の血統表にはサンデーの血が流れ、とりわけサンデーサイレンス産駒であるステイゴールドの血は凱旋門賞と好相性です。まぁ、ステイゴールド産駒は日本でも重馬場の鬼であるので当たり前と言えば当たり前なのですが。

このまま、話を進めます。日本から出走し、好走したのがエルコンドルパサー、ナカヤマフェスタ、オルフェーヴルの2着で、これが日本馬の最高着順。そして、ナカヤマフェスタ、オルフェーヴルがステイゴールド産駒であります。

ここで少し、気づいたことを書きます。

思うのですが、凱旋門賞とは、確かに2400m戦であり、いわゆる根幹距離のレースなのですが、日本における東京2400mを中心とした根幹距離が得意な日本のスターホースは凡走するのではないのか、と。

欧州の根幹距離と日本の根幹距離とはイコールでないと言えないか。つまり、.欧州の根幹距離で問われる資質とは、日本における非根幹距離の資質なのではないのかと思うのです。

ですから、東京2400mでこその競走馬は凡走するとみて良いとかんがえています。

参考記事
社台系「根幹」距離GⅠレースと「非根幹」宝塚記念、勝ち馬


例えるなら

GⅠ1勝 ダービー 東京2400m 根幹
2016年凱旋門賞 マカヒキ 牡3 14着 ディープインパクト産駒

GⅠ1勝 宝塚記念 阪神2200m 非根幹
2010年凱旋門賞 ナカヤマフェスタ 牡4  2着 ステイゴールド産駒


まぁ、ナカヤマフェスタの父はステイゴールドであり、ステイゴールド産駒は非根幹距離も得意でありますから、当たり前と言えば当たり前。ステイゴールド産駒が凱旋門賞と相性が良いのは重の鬼だけでなく、非根幹の鬼である事も由来しているかもしれません。


関連記事 take0606書き込み
結局、日本馬が凱旋門賞を制覇する事は出来るのか?
サトノダイヤモンド、フォワ賞敗戦を受け入れられない面々の戦い

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